固定式入れ歯
外れない義歯
「完全固定式」と「維持装置式」
しっかり固定出来る義歯は、大きく分けて2種類の方法があります。
①完全固定式とは
総入れ歯本体をインプラントに完全固定する形状。
オールオン4やオールオン6など。
メリットは「動かない」「外れない」「付けている事を忘れてしまう」
デメリットは、外せないので清掃性が悪くなることです。
②維持装置(取り外し可能)とは
維持装置とは、隣接する歯に人工歯を固定する装置です。
オーバーデンチャーと呼ばれ、メリットは自然歯にも装置取り付けが可能で、清掃性が良く清潔に保てます。
固定装置には、磁石式や茶筒形、AGC、ドルダーバータイプなどさまざまな形状がありますが、当院の推奨する維持装置は、PFTシステムと呼ばれる取り外し可能な固定装置です。
小さく軽量で強固に固定できるのが強みです。
オールオン4/6とオーバーデンチャーの
違いとは?
決定的な違いとして、オールオン4/6は力のかかり方が自然歯と同じく、インプラントを通して顎の骨に荷重がかかります。
オーバーデンチャーは総入れ歯と同じく歯茎に荷重がかかるので、固いものを咬みつぶすにはオールオン4/6の方が向いています。
オールオン4/6
オールオン4・オールオン6とは、総入れ歯をインプラント4本から6本で固定する治療法になります。
通常の義歯だと歯茎に力がかかりますが、オールオン4・6の最大の利点は、固いものも噛めることです。
オールオン4/オールオン6症例と詳細
こちらの治療法の利点とは多くの歯を治療する場合、インプラントだけだと本数分の治療費がかかりますが、オールオンの場合はインプラントの本数を抑えることができます。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーとは、取り外し可能なインプラント維持装置の入れ歯です。 上記イラストは「ドルダーバータイプ」固定式です。
当院推奨のPFTシステム(取り外し可能固定装置)はオールオンやオーバーデンチャーにも対応できます。
インプラントオーバーデンチャー症例と詳細
オールオンのデメリットを解消した
新しい義歯
外れにくい・取り外し可能・小さい
こちらの総入れ歯は当院推奨の「ジルコニア一体型」の義歯になります。
写真を見てもらえれば一目瞭然ですが、かなり小さい入れ歯です。ということは、お口の中を占拠する割合が少なくなるので自然歯の状態に近く、より味覚や熱に敏感になります。
オールオン4のメリットは「付けっぱなしで外れない」ですが、デメリットは「外せないので菌床になる」というメリットとデメリットを解消したのが「しっかり固定されているけど外せる」こちらの入れ歯になります。
維持装置 PFTシステム 詳細
自然歯にも固定可能
「外れない」けど「取り外し可能」な入れ歯の維持装置です。
自然歯や埋入したインプラントに凹装置、義歯に凸装置を作り、「パチッ」と固定する入れ歯維持手法になります。
(※他社特許技術により詳細図は省いています。)
取り外しが可能なので清掃性に優れ、口腔内を清潔に保てます。
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