入れ歯(義歯)治療の流れ
治療の流れ
患者様と共に治療を進めます
当院では入れ歯を作製する際に、いきなり作製に取り掛かることはありません。
必ず患者様のお口全体の検査を行い、口腔内の状況を把握してから治療計画を立て、患者様への説明を行い、入れ歯の作製に取り掛かります。
また治療計画を作成する際には、歯科医師・歯科技工士と共に、患者様のご要望ご意見をお聞きしながら、「あなたのためだけの入れ歯作製」を重視していきます。
【歯科医師】【歯科技工士】【患者様】が、直接コミュニケーションをはかり連携をとっているのは、患者様の考えを最重視し、それを入れ歯づくりに反映するためです。
当院には入れ歯専門の歯科技工士が常在しています。
歯科技工士は患者様の要望や今までの懸念点を直接聞くことができます。また、患者様の喋り方や姿勢などからも情報を得ることができ、より良いオーダーメイドの入れ歯作りに反映する事が出来ます。
入れ歯治療の流れ
※下記内容は自費治療での流れになります。保険治療の場合は保険規定での内容となりますので、行えないものがあります。
①精密検査・カウンセリング
初診時に、入れ歯製作に必要な、お口の中の検査をさせて頂きます。
その検査結果を分析することで、入れ歯の完成度は非常に高まります。
まず患者様のご要望を最重視し、検査の結果から治療計画、治療期間、費用などをご提案させて頂きます。
治療計画の説明やカウンセリングを行い、患者様に全てを理解して(インフォームドコンセント)頂けてから治療開始となります。
②一度目の型取りと噛み合わせの確認
口腔内の状態を型取りします。
精密入れ歯BPSシステムの場合は筋肉の動きなど下顎を左右上下など動かした状態も型取ります。
まずは精密な型取りをするための専用トレーを造り、お口の型と噛み合わせの型をお取り致します。
③精密な型取り(精密入れ歯BPSシステムの場合)
患者様専用におつくりした精密な型取り用のトレーと、顎の運動を精密に記録する装置を作製し、それを実際患者様のお口の中で、型取りと顎の運動を同時に記録していきます。
シリコン印象材という精密高品質な型取りの材料を使用し、実際に食事や会話をする時の運動や歯ぐきの形を患者様に再現して頂きます。
④仮義歯合わせ(トリートメント入れ歯)
オーダーメイドのシャツでも試着を行うように、入れ歯も仮合わせを行います。
この際に歯科技工士が並べてきた歯並びや、作製してきた歯ぐきの形などが患者様のご要望に沿わないものであれば、修正を致します。
満足いただければ、完成入れ歯を作製していきます。
⑤入れ歯の完成
トリートメント入れ歯からの情報を元に作製した、精密入れ歯の完成です。
BPSシステムの場合は顎の運動を記録したデータをもとに、入れ歯専門技工士が何度も微調整を行いながら入れ歯を丁寧に仕上げていきます。
■アフターフォローメンテナンス
当院では、作って終わりの入れ歯作製はいたしません。
入れ歯を作製した後も定期的なメンテナンスを行っております。
長い間快適にお使いいただくために、たとえどんな些細な違和感でも相談していただき、メインテナンスを怠らないことが大事な要素となります。
メンテナンスにお越し頂ければ調整や修理なども出来ますので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。